シャクリ(ジャーク)
アオリイカのエギングで最も基本となる動作がロッドをシャクってのリフト&フォールです。
まずキャストしたらエギをしっかりボトムまで沈め、エギが着底したらロッドを煽ってエギを浮かせます。後は再びボトムまでフォールさせ、これを繰り返せばオーケーです。
アオリイカは好奇心旺盛なのでこうした派手なアクションによく反応します。
二段シャクリ
同じシャクリでも1回でシャクリあげてるのではなく、2回に分けて行うやり方もあります。
まずキャストしたらボトムまでしっかりと沈め、ごく軽くシャクを入れたら一瞬止め、そこから大きくシャクリ上げます。こうすると1回目のシャクリでエギが上を向くため高く跳ね上げさせることが可能になります。
夜釣りよりも日中のエギングでよく使われるワザです。
トゥイッチ
トゥイッチというのはロッドを小刻みに振ることでルアーを左右にダートさせる操作テクニックのことです。
エギングでは5、6回トゥイッチしたらフォールさせるのが基本で、2段シャクリなどと交互に使われることもあります。
ただ巻き
あまりイメージがないかもしれませんが条件が合えばアオリイカはリールをだだ巻きしてエギを一定の層で棒引きしていくだけでも釣れます。
小イカの多い秋は中層を時々止めて抱き着くスキを与えながら引き、大イカの釣れる春はボトム付近をスローで引いていくのがよいと思います。この釣り方はコウイカなどにも効果的です。
フォールの種類
イカはエギが落下している最中にアタってくることが多いのでフォールは重要ですが、そのやり方には何種類かあります。常にどれがいいということはありませんが、覚えておけば引出しが増えてよいでしょう。
フリーフォール
その名の通り自由にエギを落下させることで、ロッドを下げてラインに一切テンションがかからないようにしておこないます。
カーブフォール
ロッドを立ててラインにテンションをかけおくこでエギをカーブさせながら落下させていきます。
テンションフォール
これもカーブフォールと同じでラインにテンションをかけるやり方ですが、カーブフォール程張りぎみにせずゆっくりと沈めていきます。