タコはエギで釣れるの?
タコ釣りはといえば下の画像のようなタコテンヤにカニなどを括り付けた仕掛けが思い浮かびますが、タコは好奇心旺盛で様々なものに興味を示すためエギでも十分に狙うことができます。
エギを使ったタコ釣りはオクトパッシングとも呼ばれ近年密かに人気があるそうです。
タックル
ロッド
繊細なアクションは不要なのでエギを投げれる程度の適合ウェイトで頑丈なロッドならなんでも構いません。
タコは岩などにくっつくとなかなか離れず、引きはがすのにはかなりに力がいるのでエギングロッドよりもヘビークラスのシーバスロッドやショアジギングロッドの方が安全だと思います。
最近ではアブガルシアのタコスフィールドやメジャークラフトのスカイロードTACOなど専用のロッドも販売されているので、専門的にやるならそちらを購入してみるのもいいかもしれません。
メーカー | モデル名 | 重さ | カーボン | ライン | 全長 | 適合ウェイト | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アブガルシア | TKFS-762H | 168g | 98% | PE2-8号 | 7.6ft | 10-180g | 14,000円 |
メジャークラフト | SKR-S722H/TACO | -g | – | PE1-4号 | 7.2ft | -42g | 17,300 |
リール
使用するラインが100m程度巻ける3000番~5000番程度のスピニングリールまたはベイトリール(両軸リール)を使います。
頑丈であれば特に高いリールでなくても大丈夫です。ベイトリールはキャスティングする場合バックラッシュがあるので初心者には取り扱いが難しいですが、パワフルでタコを引きはがすのは楽です。
ライン
PEライン2~5号またはナイロンライン5~10号を使用します。PEラインの場合は太くても一応フロロカーボンのリーダーを結んでおくのがよいでしょう。
サーフなどの障害物の少ない釣り場では細いラインでも取れますが、磯などでは太めにしておいた方がいいです。
仕掛け
仕掛けは通常のエギにスナップなどで3~6号程度のナス型オモリを追加するかタコ用のエギを使用します。
タコ用のエギはカンナの部分が上向きの2、3本針に代えられているため、海底を引きずった際の根掛かりリスクを軽減することができます。
またエギではないのですがタコジグなどと呼ばれるルアーが使用されることもあります。
シーズン
釣り場によってはほぼ周年狙えるところもあるようですが、ハイシーズンは夏から秋になります。
時間帯は日中でも夜でもオーケーですが、マダコは真水を嫌うといわれ雨の日はあまり釣れないようです。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
△ | × | △ | △ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | △ |
釣り方
基本的な釣り方は、エギをキャストして海底まで沈めたらそのままゆっくりとリトリーブして海底をズル引きしていく感じになります。通常のエギングのように大きくシャクってリフト&フォールさせてもあまり意味がないので注意して下さい。
タコのアタリはよくわからなく、急にロッドが重くなって「根掛かりか?」と思いつつ巻いてみたらタコがついていたみたいな感じが多いです。
大型のマダコはキロを超えますので、大物が釣れた時はロッドで抜きあげずタモを使うかラインを掴んでズリ上げるのがよいと思います。